インタビューコラム 2025.5.26 更新
ランコントルで未経験から百貨店のジュエリー販売員になったAさんにインタビューしました!
百貨店勤務も初めて…
これまで私はカフェやアミューズメント施設で働いてきましたが、以前から華やかな百貨店での販売に憧れていました。そんな思いを形にするため、百貨店専門の派遣会社「ランコントル」に登録しました。
登録後、希望勤務地での面接がありました。派遣への登録は初めてだったので最初は緊張しましたが、担当の方が非常に親切で、私の無茶な条件や不安も丁寧に聞いてくださり、話しやすい雰囲気を作ってくれました。そのおかげで、自分に適したジャンルが分からなかった私も、「ジュエリー販売が向いている!」と新しい挑戦の道を明確に決めることができました。
その後の派遣先とのお顔合わせや就業開始に至るまで、スムーズに進行しました。
特に、お顔合わせの際に登録時と同じ担当者が同席してくださったことは、大きな安心感につながりました。さらに、就業後も担当者が定期的に訪問し、近況報告や相談に乗ってくださったことで、初めての環境にも不安なく馴染むことができました。
百貨店でのジュエリー販売は、覚えることが多く最初は戸惑うことも多々ありました。ジュエリーの専門知識やブランドストーリー、商品ごとの特徴を頭に入れるだけでなく、百貨店特有の接客マナーも求められました。しかし、先輩スタッフが丁寧に指導してくださり、私が抱える小さな疑問にも真摯に答えてくれたおかげで、少しずつ成長を感じることができました。
特に早番業務では、開店前に他ブランドのスタッフとロールプレイをしたり、最近の動向を共有したりする場がありました。他のブランドの接客方法や業界全体のトレンドを知ることで、視野を広げる良い機会となりました。また、そうした日々の交流を通じて他ブランドのスタッフとも仲良くなり、休日にはランチに出かけることもありました。新しい人間関係が広がることも、百貨店で働く魅力のひとつだと感じました。
百貨店のお客様は老若男女さまざまで、購入目的ではなく立ち寄られる方も多くいらっしゃいます。そうした中で感じたのは、商品の話ばかりをしてしまうと営業感が強くなり、「買わされる」と思わせてしまう危険性があるということです。そのため、お客様のファッションや持ち物に目を向け、そこから話題を広げるよう心がけました。例えば、ショッパーに描かれたロゴを見てどんな商品を買われたのかを想像し、そこから会話をスタートさせるなど、自然なコミュニケーションを意識しました。
お客様の中には「今日は見るだけね。」とおっしゃる方もいらっしゃいましたが、ブランドのストーリーや商品の魅力を熱心にお伝えするうちに、「ここまで親切に提案していただいたから買います。」と言っていただけることもありました。この瞬間が、私にとって最大のやりがいであり、接客の楽しさを教えてくれる貴重な経験でした。
また、リピーター様との関係を築くため、購入後の御礼やお誕生日を祝う手紙を積極的に送るようにしました。その結果、リピーター様から直接御礼の手紙をいただくこともあり、今でもその手紙は大切な宝物として保管しています。
未経験からのスタートは決して簡単な道のりではありませんでした。商品知識の習得や接客スキルの向上に苦労し、自分には向いていないのではないかと思うこともありました。しかし、ランコントルの担当者や先輩スタッフのサポートのおかげで、少しずつ自信を持つことができました。商品知識や接客スキルが向上するにつれ、個人売上も増え、お客様に満足いただける提案ができるようになったことは、私にとって大きな成長の証です。
ランコントルを通じて新しい挑戦の場を得られたこと、そしてその場で多くの学びと経験を得られたことに心から感謝しています。この経験は私のキャリアだけでなく、人生においても大切な財産となりました。