販売員さん必見!!

忙しい時こそ差が出る!アパレル販売員の気遣い接客テクニック集

必要なのは、「気づき」と「一言の心配り」

アパレル店舗では、1人のお客様に丁寧に接客している最中に、別のお客様が来店されるのはよくあることです。

でも、声をかけられなかったり、放置されたように感じたりすると、お客様はすぐにお店を出てしまうことも…。

今回は、そんな場面で使える「お客様をお待たせするときの声かけ例」や「スタッフ間の連携方法」を、具体的にご紹介します!

アパレル店舗では、1人のお客様に丁寧に接客している最中に、別のお客様が来店されるのはよくあることです。  でも、声をかけられなかったり、放置されたように感じたりすると、お客様はすぐにお店を出てしまうことも…。  今回は、そんな場面で使える「お客様をお待たせするときの声かけ例」や「スタッフ間の連携方法」を、具体的にご紹介します!

シーン①:接客中に別のお客様が来店したとき

✅ やるべきこと:まずはアイコンタクト+軽く会釈 or ひと声

【NG対応】
→ 来店に気づいているのに、無視 or 無反応

【OK対応】
→ 「いらっしゃいませ、すぐにご案内いたしますね」と軽くお声がけ
→ 会釈+笑顔で「お待たせするかもしれません」のサインを出す

\具体的な声かけ例/

  • 「いらっしゃいませ!ただいまご案内まで少々お時間いただきますが、ごゆっくりご覧くださいませ」

  • 「すぐにお声かけさせていただきますので、どうぞご覧くださいね」

 

シーン②:フィッティング対応中で手が離せない

フィッティング対応中は特に動きがとれませんよね。でも、新たなお客様が入店したら“気づいている”という姿勢は絶対に大事です。

✅ 会釈やジェスチャーを活用

  • 笑顔で目を合わせて軽くお辞儀

  • 片手で「少々お待ちください」のジェスチャー

+可能であれば一言添える!

  • 「申し訳ございません、今フィッティングのご案内中でして…少しだけお待ちいただけますか?」

 

シーン③:お待たせしていたお客様に後から接客するタイミング

お待たせしてしまったお客様に話しかけるとき、最初の言葉はとても大切です。
お詫び+感謝+状況確認の3点セットが基本!

\おすすめの声かけ例/

  • 「お待たせして申し訳ありませんでした。気になる商品などございましたか?」

  • 「長らくお待たせしてしまってすみません。何かご試着されたいアイテムございますか?」

ポイント:
単に「いかがですか?」と聞くより、「待ってくれたこと」へのお礼や気づかいを言葉にすることで、印象が格段にアップします!

 

シーン④:どうしても接客できそうにないときのフォロー

接客中のお客様とのやりとりが長引きそうなときは、無理してすぐ対応しようとするより、「正直に伝える」ほうが親切なケースも。

\こんな風に伝えよう/

  • 「少しだけお時間をいただくかもしれませんが、ご質問などあればいつでもお声がけくださいね」

  • 「少しご案内にお時間がかかりそうですので、店内をご覧いただいてお待ちいただけますでしょうか?」

 

シーン⑤:他のスタッフがいる場合の連携

1人では対応しきれないときは、必ず周りのスタッフに声をかけましょう。

  • 「○○さん、あちらのお客様の対応お願いできますか?」

  • 「ちょっと今接客中なので、代わりにご案内お願いしてもいい?」

普段から「誰が誰を見ているか」を把握できるチームワークがカギになります。

 

シーン⑥:接客が立て込んでいて複数のお客様を順番に対応する場面

✅ 対応ポイント:順番にご案内する意志をしっかり伝える

【状況】
3人のお客様がほぼ同時に来店。1人目の接客中に、2人目が質問。3人目は何も言わず商品を見ている…こんなとき、誰にどう対応するか悩みますよね。

\対応のコツ/

  • 「順番にご案内させていただきますので、少々お待ちくださいませ」

  • 「○○様のご案内が終わり次第、すぐに伺いますので、お時間いただけますでしょうか?」

ポイント:
全体に目を配りつつ、誰を見ていて、誰が待っているのかを“可視化”して伝えることで、不安や不満を防げます。

 

シーン⑦:目の前のお客様が長話していて他のお客様が待っている

✅ 対応ポイント:「話を切り上げる勇気」も必要

【状況】
親しみのある常連さんや、接客をじっくり受けたいタイプのお客様と話していたら、他のお客様が試着室前で困っている。

\こんな言い方でスムーズに切り替え/

  • 「ありがとうございます、ではこの後ご試着される際はぜひお声がけくださいね。すみません、少しご案内してきますね」

  • 「他のお客様のご案内を少しだけさせていただいて、また後ほどお戻りしますね!」

ポイント:
“今のお客様を大事にしつつ、次に向かう”バランスを意識。
長話に付き合いすぎると、周囲に気まずい空気が流れてしまうことも。

 

シーン⑧:お客様が「待ってますアピール」してくるとき

【例】

  • 商品を持って立っている

  • チラチラこちらを見ている

  • 明らかに「誰か来て」と目線を送っている

✅ 対応ポイント:「気づいてますよ」の一言を素早く

\声かけ例/

  • 「お待たせしてしまって申し訳ありません。すぐにお伺いしますので、そのままお待ちいただけますか?」

  • 「今すぐ伺いますので、その商品ぜひお持ちください!」

ポイント:
こういうときこそ“気づいてるサイン”が命。対応が遅れても、「見られてない」と思わせないだけでかなり違います。

 

シーン⑨:忙しいタイミングにクレームや質問を受けたとき

✅ 対応ポイント:「今できる最善の約束をする」

【例】

  • サイズがない、などの質問

  • セール品の取り置き確認

  • レジが混んでいるのに「〇〇って在庫ありますか?」

\対応例/

  • 「詳しくお調べいたしますので、少しだけお時間をいただけますか?お急ぎでしたら先にレジをご案内しますね」

  • 「少しお待たせする可能性がございますが、責任をもって対応いたしますので、少々お時間をくださいませ」

ポイント:
“対応する姿勢がある”ことを伝えるだけでも、不満は減らせます。後回しにするのではなく、「順番が来たらちゃんと見ますよ」の誠意が大事。

 

シーン⑩:お客様が待ちきれず帰ろうとしている

✅ 対応ポイント:「すぐに対応できること」を提示する

\こんな風に引き止める/

  • 「大変お待たせしてしまってすみません!今すぐご案内できますが、よろしければご覧になりますか?」

  • 「お帰りのところすみません!気になったアイテムがあれば、すぐに在庫確認などいたします!」

ポイント:
焦っているお客様に無理に引き止めるのは逆効果。“今ならできること”を明確にすることで、もう一度立ち止まってもらえる可能性があります。

まとめ

お客様をお待たせするときの接客ポイント
  • まずは気づいているサイン(目を合わせて会釈 or ひと声)

  • 丁寧な一言で安心感を(「少々お待ちください」「すぐ参ります」など)

  • 待ってくれたお客様にはお詫び+感謝+確認の声かけを

  • 忙しい時ほどスタッフ間で連携を

  • 放置ではなく“気にかけている”姿勢を伝えることが大切!

これだけで、お客様の印象はグッと良くなりますよ!

ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

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