販売員さん必見!!
必要なのは、「気づき」と「一言の心配り」
アパレル店舗では、1人のお客様に丁寧に接客している最中に、別のお客様が来店されるのはよくあることです。
でも、声をかけられなかったり、放置されたように感じたりすると、お客様はすぐにお店を出てしまうことも…。
今回は、そんな場面で使える「お客様をお待たせするときの声かけ例」や「スタッフ間の連携方法」を、具体的にご紹介します!
【NG対応】
→ 来店に気づいているのに、無視 or 無反応
【OK対応】
→ 「いらっしゃいませ、すぐにご案内いたしますね」と軽くお声がけ
→ 会釈+笑顔で「お待たせするかもしれません」のサインを出す
\具体的な声かけ例/
「いらっしゃいませ!ただいまご案内まで少々お時間いただきますが、ごゆっくりご覧くださいませ」
「すぐにお声かけさせていただきますので、どうぞご覧くださいね」
フィッティング対応中は特に動きがとれませんよね。でも、新たなお客様が入店したら“気づいている”という姿勢は絶対に大事です。
笑顔で目を合わせて軽くお辞儀
片手で「少々お待ちください」のジェスチャー
+可能であれば一言添える!
「申し訳ございません、今フィッティングのご案内中でして…少しだけお待ちいただけますか?」
お待たせしてしまったお客様に話しかけるとき、最初の言葉はとても大切です。
お詫び+感謝+状況確認の3点セットが基本!
\おすすめの声かけ例/
「お待たせして申し訳ありませんでした。気になる商品などございましたか?」
「長らくお待たせしてしまってすみません。何かご試着されたいアイテムございますか?」
ポイント:
単に「いかがですか?」と聞くより、「待ってくれたこと」へのお礼や気づかいを言葉にすることで、印象が格段にアップします!
接客中のお客様とのやりとりが長引きそうなときは、無理してすぐ対応しようとするより、「正直に伝える」ほうが親切なケースも。
\こんな風に伝えよう/
「少しだけお時間をいただくかもしれませんが、ご質問などあればいつでもお声がけくださいね」
「少しご案内にお時間がかかりそうですので、店内をご覧いただいてお待ちいただけますでしょうか?」
1人では対応しきれないときは、必ず周りのスタッフに声をかけましょう。
「○○さん、あちらのお客様の対応お願いできますか?」
「ちょっと今接客中なので、代わりにご案内お願いしてもいい?」
普段から「誰が誰を見ているか」を把握できるチームワークがカギになります。
【状況】
3人のお客様がほぼ同時に来店。1人目の接客中に、2人目が質問。3人目は何も言わず商品を見ている…こんなとき、誰にどう対応するか悩みますよね。
\対応のコツ/
「順番にご案内させていただきますので、少々お待ちくださいませ」
「○○様のご案内が終わり次第、すぐに伺いますので、お時間いただけますでしょうか?」
ポイント:
全体に目を配りつつ、誰を見ていて、誰が待っているのかを“可視化”して伝えることで、不安や不満を防げます。
【状況】
親しみのある常連さんや、接客をじっくり受けたいタイプのお客様と話していたら、他のお客様が試着室前で困っている。
\こんな言い方でスムーズに切り替え/
「ありがとうございます、ではこの後ご試着される際はぜひお声がけくださいね。すみません、少しご案内してきますね」
「他のお客様のご案内を少しだけさせていただいて、また後ほどお戻りしますね!」
ポイント:
“今のお客様を大事にしつつ、次に向かう”バランスを意識。
長話に付き合いすぎると、周囲に気まずい空気が流れてしまうことも。
シーン⑧:お客様が「待ってますアピール」してくるとき
【例】
商品を持って立っている
チラチラこちらを見ている
明らかに「誰か来て」と目線を送っている
\声かけ例/
「お待たせしてしまって申し訳ありません。すぐにお伺いしますので、そのままお待ちいただけますか?」
「今すぐ伺いますので、その商品ぜひお持ちください!」
ポイント:
こういうときこそ“気づいてるサイン”が命。対応が遅れても、「見られてない」と思わせないだけでかなり違います。
【例】
サイズがない、などの質問
セール品の取り置き確認
レジが混んでいるのに「〇〇って在庫ありますか?」
\対応例/
「詳しくお調べいたしますので、少しだけお時間をいただけますか?お急ぎでしたら先にレジをご案内しますね」
「少しお待たせする可能性がございますが、責任をもって対応いたしますので、少々お時間をくださいませ」
ポイント:
“対応する姿勢がある”ことを伝えるだけでも、不満は減らせます。後回しにするのではなく、「順番が来たらちゃんと見ますよ」の誠意が大事。
\こんな風に引き止める/
「大変お待たせしてしまってすみません!今すぐご案内できますが、よろしければご覧になりますか?」
「お帰りのところすみません!気になったアイテムがあれば、すぐに在庫確認などいたします!」
ポイント:
焦っているお客様に無理に引き止めるのは逆効果。“今ならできること”を明確にすることで、もう一度立ち止まってもらえる可能性があります。
まずは気づいているサイン(目を合わせて会釈 or ひと声)
丁寧な一言で安心感を(「少々お待ちください」「すぐ参ります」など)
待ってくれたお客様にはお詫び+感謝+確認の声かけを
忙しい時ほどスタッフ間で連携を
放置ではなく“気にかけている”姿勢を伝えることが大切!
これだけで、お客様の印象はグッと良くなりますよ!
ぜひ取り入れてみてくださいね。
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